大森生まれ大森育ちの洋食屋さん

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おおはしとは

洋食亭おおはし

「洋食亭おおはし」の開店した当時から変わらないコンセプトが“明治維新の時代をイメージした洋食店”という考えです。
西洋から洋食が入ってきた当時、家族で円卓を囲んで食べていた雰囲気をこのお店で再現したかったのです。
そして平成元年11月で開店して19年目を迎えることができました。これも長きにわたり、当店を支えていただいたお客様のおかげと深く感謝する次第です。
19年前と今では商店街もずいぶん変わり、当時の飲食店はほとんどなくなってしまいました。私も来年で還暦を迎え、どこまで体力が続くかわかりませんが、これからもお客様に少しでも長く喜んでいただけるよう精一杯がんばろうと思っています。
今後とも宜しくお願いいたします。

洋食亭おおはし 店主

音楽と私

おかげさまで、洋食亭おおはしは沢山のお客様に来ていただき、毎日繁盛していますが、私の中では忙しければ忙しいほど、何かと大切なものを忘れそうで時おり不安になります。
昨今のテクノロジーの進化は便利すぎてこれも又何か忘れそうです。自分は何か見失ってないか?そんな時、ありのままの自分にもどしてくれるのが音楽です。
まだ若い頃音楽が好きだった時とは又違った意味で音楽がより大切なものになってきました。自分がおいしいと思う料理は、やっぱり自分で作った料理のように自分の心にしっくりくる音楽は、自分にしか作ることができません。私にとって心に栄養と安らぎを与えてくれる音楽が皆さんの心に響いてくれたならこの上ない喜びです。
私がめざす理想の音楽家は、お金のにおいのしないプロのミュージシャン。矛盾する2つを1つの人生の中に上手くとけこみまして表現できたらいいと思っています。
ちなみに令和元年10月より、私の芸名を本名の大橋一公から「洋食亭おおはし」に変えることにしました。「洋食亭おおはしのマスターのおおはしさんね。」と、言われることが多くもう一つにしようと思いました。私イコール洋食亭おおはしで今後音楽活動をしていきます。
これからもよろしくお願いします。

洋食亭おおはし

天国の桜

作詞・作曲 : 大橋 一公

※大森「風にふかれて」ライブ

あの日のぬくもり

作詞・作曲 : 大橋 一公

神社の境内が 子供の遊び場だったころ
宝物はみんな 大きな樹の下にあふれていた
茜色の空 カラスの鳴き声 ひびいたら
どこかの窓から 夕食の香がただよって
急ぎ足で家に帰ると 母さんの笑顔が待っていて
そんなふうに毎日は
ゆっくりゆっくりと流れていた

今から思えば まだ若かった父と母
手探りで育てた ぼくは初めての子供だった
月日は流れ 自分の息子をなぐった時
あの日のおやじが 手のひらのなかでうずいた
生きる上で大切なことは たぶん幼い日に学んでいた
遠い記憶の彼方から
愛の手を今もまださしのべる

自分しか見えず 二人を苦しめた若い日々
どうしてあんなにも 心が壊れていたんだろう
それでも黙って 見守ることしかできなかった
あの時の気持ちが 今頃になってよくわかる
もしもあの日に帰れるならば
思いきり優しくできるのに
今度は二人に返そう
あの日のあの時のぬくもりを
あの日のあの時のぬくもりを

冬がくるたび

作詞・作曲 : 大橋 一公

今でも覚えている 遠い幼い日
目覚めると窓の外 一面の雪景色
東京じゃめずらしい 大雪がふった朝
パジャマのままで 外へ飛び出した
冬がくるたび あの朝のときめきを思い出すよ
あんなにきれいな雪を 僕はもう二度と見れないだろう

木造の校舎 二階の教室から
校庭にふりつもる 雪をぼんやりと見ていた
石炭のストーブが みんなを包み込んで
しんしんと静かに 時は流れていた
冬がくるたび あの教室の風景を思い出すよ
くもりガラスに指で描いた 落書きを消せないまま
遠い幼い日の冬の想い出が
今は何よりも 今はだれよりも 暖めてくれるよ

五人家族には 狭すぎるコタツ
ケンカをしながら 隙間の奪い合い
今では独り占め 思いきり足をのばして
エアコンもあるし 何不自由ないけれど
ふと寂しくなって コタツの中をのぞいていたよ
あの日の家族の笑い声が 聞こえてくるようで
聞こえてくるようで

父に寄せる想い

作詞・作曲 : 大橋 一公

私が生まれた朝 もちろん覚えてないけど
ふりそそがれた笑顔が 今も命にしみ込んでいる
あなたはもういないけど 時どき夢で見る
夢の中でさえ ついついあまえてしまう
あたりまえすぎる愛を 人は時に見失い
あたりまえすぎる愛を 傷つけてしまう時もあるけど
人は必ず帰ってゆく 心から愛された人のもとへ
今日も生きてます あなたと生きてます

うまくいかないときは 何も言わず心を痛め
うまくいったときは 誰よりも喜んでくれた
愛とはそういうもの 言葉でなく伝わるもの
耐える勇気と励ます力で なんとか僕は人になれた
あたりまえすぎる愛を 人は時にうとましく
かけがいのない愛を 傷つけてしまう時もあるけど
人は必ずかえってゆく 心から愛された人のもとへ
そしてまた歩き出す あなたと歩き出す

わたしが死んだ時 もちろん気づいてないけど
ふりそそがれた涙が きっと命にしみ込むだろう
そしてまた会えるだろう あなたと会えるだろう

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